1999-03-04 第145回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
しかしながら、この米軍の来援計画を明確にさせるなど、日本の利益を追求すべきであったにもかかわらず、日本の方は随分約束をしたけれども、米側の方は新たな支援や協力を約束したことがほとんどなかったというような記述がございますけれども、この辺のところをもう少し詳しくお話しいただけますでしょうか。
しかしながら、この米軍の来援計画を明確にさせるなど、日本の利益を追求すべきであったにもかかわらず、日本の方は随分約束をしたけれども、米側の方は新たな支援や協力を約束したことがほとんどなかったというような記述がございますけれども、この辺のところをもう少し詳しくお話しいただけますでしょうか。
また、米軍の来援計画全体も明らかにされていない。そういうことが不明確のままである。ある意味で、ここで出てきている内容、そういうものを見たときに、日米双方の作戦がオーバーラップする部分だけを示したもので、基本計画というものがまだ明確になっていない、つまり全体像がよくわからないという印象を持ちます。
さらに、今国会で、いろいろ問題になりました点を二、三申し上げますと、この来援計画研究、つまり先ほど申したように、米側の陸海空それぞれの軍種の来援というものがどの時期にどのぐらいの規模で来てくれるかという研究をするわけでありますけれども、それに関連をして、いわゆるHNS、日本側の受け入れ国としての支援、そういったものが必要になるではないかという御質問が多々出ました。
現在までの作戦計画では、それら我が方が来てほしいなと思う来援部隊については、米側がこの種部隊についてはこの時期に送れるだろうというような一つの仮定を置いてやっておりますが、実際それが可能であるかどうかということを詰めたこともございませんし、それ自身我々が十分だと必ずしも思っているわけでもございませんが、そういった問題を中心により研究を深めまして、現在仮置きしておるそういった来援計画というものが妥当なものであるかどうか
○西廣政府委員 有事来援計画の研究と申しますのは、繰り返すようでございますが、日本有事においてどういうタイミングでどの程度の規模の米軍の来援があるかということを詰めるものでございます。そして、さきに上田委員の御質問のときにお答えしたように、それに関連して日本側の支援の問題、例えば輸送支援、そういった問題も出てくるかと思いますが、その問題につきましては日米の相互支援の研究というものがございます。
また、早期にかなりの兵力の来援があるということであれば、できるだけ海岸地帯といいますか入り口のところで頑張っておって、来援を待って相手を追い落とすという作戦がとり得るわけでありまして、いろいろな作戦を考える上でこの来援計画というものが極めて重要であるということはおわかりいただけると思いますが、そういったことについて従来作戦計画の研究をやりあるいはシーレーン防衛の研究をやった際に、やはりアメリカ側がどのくらいの
今回、長官の訪米に際して、アメリカの方から、日本の有事の際の来援計画について提示された、こう言いますけれども、アメリカは日本の有事というものをどのように考えているのか、日本側と食い違っていないかどうか、この点についてはいかがでしょうか。
○馬場(猪)委員 有事の解釈もいろいろございますが、それじゃひとつこの間長官が西ドイツからアメリカに回ってブラウン長官とお会いになったそのときにも、アメリカ側の有事の際の米軍の来援計画というふうに言われておりましたけれども、この際の有事というのはどういう解釈をなさっているわけですか。
もう一つ、私はそういったような問題に関連をしてお尋ねしたいのですが、新聞報道によりますと、ブラウン長官と同席をされたハロウェー海軍の作戦部長が有事の来援計画を示された。その内容がそのものであるかどうかは、私は判断する資料も何もないわけでありますが、仮にこの新聞で報道されたような内容に似た計画があったとしても、これは当然今年度現在の計画なんである。
長官がブラウン長官との会談の席上、ハロウェー米海軍作戦部長から示されたと言われております日本有事の際の支援計画と申しましょうか、あるいはまた、むしろ来援計画という言葉が当たるんでございましょうか、この辺につきまして、重ねての御質問になろうかと思いますが、もう一度その辺の状況を御説明賜りたいと思います。